厳しい日本の景況のため、企業が海外での社員旅行を控えて久しい。しかし、そんななかでも海外での社員旅行を行う、元気な企業も存在する。今年の6月にグアムで社員旅行を行った株式会社慶も、そんな企業の一つ。JavaServletによるWebシステム開発、ITコーディネートを事業展開する同社。本紙では、社員旅行先にグアムを選んだ理由、感想などを伺ってみた。
bb今年の社員旅行をグアムで行ったそうですが
今年(2003年)の6月7日b9日の日程で、グアムへ社員旅行に行きました。なるべく通常の業務に支障をきたさないようにするため、9日の月曜日だけを休業日として、土曜日・日曜日を含めた2泊3日で実施しました。参加人数は、25名程です。
bb社員旅行を海外にした理由は
社員旅行の目的はリフレッシュ。コンピューターという当社の業務から離れて、非日常の世界へ行くことで、一旦気分をリセットして、今後の新たな活力とすることが目的です。そのためには、都会の様に時間に縛られない海外の南国リゾート地が適していると思いました。
bb色々と旅行先の選択肢はあったと思いますが、なぜ旅行先にグアムを選んだのでしょうか
2泊3日という限られた時間内で、現地でできるかぎりゆっくりしたいと思っていました。そうすると、日本からの移動時間が短く、便数も多いグアムが、条件にあてはまりました。
また、日本とほとんど時差がないため、身体に負担をかけないこと、気候も良いことなどもグアムを選んだ理由です。
bb6月の初旬といえば、まだSARS騒動がさめやらぬ時期であったと思うのですが。
SARSの恐怖がさめやらぬ時期ではありましたが、グアム自体は感染地域ではないと聞いていましたので、グアム現地に対する不安は、全くありませんでした。むしろ日本の空港が怖いという意識はありましたが。私たちは、2月の時点で既に社員旅行の計画を立てていたのですが、SARSも、イラク戦争も、旅行を延期したり、キャンセルする理由にはなりませんでした。
bb旅行のスケジュールは
初日は、午後にグアムに到着。夜は、全員でダンスショーを見ながらディナーを楽しみました。
2日目は、終日各自の自由行動。ある人はオプショナルツアーに参加したり、レンタカーを借りてドライブするなど各自思い思いにグアムを満喫しました。
3日目は、ショッピングをするなど、午前中をゆっくり過ごして、午後に帰国しました。
2泊3日の日程ではありましたが、初日から最終日までゆったりとした行動ができ、充実した時間を過ごすことができました。
bbグアムで良いと感じた点は
今回の社員旅行には、まだ学校を卒業したばかりで、初めての海外旅行となるメンバーもいました。なかにはパスポートを取得することから始めた者も。そんな海外旅行初心者に、治安が良く、清潔で、日本語がある程度通じるグアムは適した旅行先だと思います。
また、現地の人々が気さくで、暖かかったです。2日目に、日本からプラスティックの野球バットを持参して、ビーチでミニ野球をしました。ビーチでは、日曜日であったので、現地の人々が、家族でバーベキューをしに来ていました。私たちが野球をしていると、バーベキューをしていた現地の子供達が自然と加わってきて、一緒に野球を楽しんでしまいました。
その後、子供たちの親に招かれ、バーベキューに参加することに。思わぬ形で、現地の人とふれあうことができ、とても貴重な体験をしました。

グアム政府観光局(GVB)はこのほど、グアムへの団体旅行促進プログラムとして、「2003グアム団体旅行イベントサポートキャンペーン」を実施する。職場単位の旅行や特定の目的を持った人々が団体旅行を企画するといった傾向が強くなっている昨今の団体旅行では、参加者全員が一緒に行うイベントが日程中に取り込まれていることが多く、今回のキャンペーンは、そのような団体旅行のイベント開催費用をGVBがサポートするというもの。
期間は10月1日b12月20日で、申込期限は8月1日b11月28日。グアムに30名以上で計画されている団体全てが対象となる。(すでに予約・手配済みの団体も対象)サポート対象となるイベントは、期間内(滞在中)の団体での食事、パーティー、その他イベント、日本グアム旅行業協会(JGTA=グアム現地ランド会社の協会)メンバー案内のオプショナルツアー。イベントサポートの費用は、▼30名b49名=500ドル、▼50名b99名=1000ドル、▼100名b199名=2000ドル、▼200名b299名=3000ドル、▼300名以上=4000ドル。
イベントサポートは、旅行会社を通して旅行の申し込みをする団体のみに限り、団体からのダイレクト申請は受けない。申請方法は、各申請旅行会社が、グアムに渡航先が決定した時点で、出発日前日から数えて21日前まで(土日祝日除く)に、規定の申請書をGVB東京(FAX:03-3213-6087)に提出。申請書には団体責任者名および団体(会社など)の印が必要。
承認された団体に対し、GVBのグアム本局は、JGTA各社に指定イベントのバウチャーを支給。全て現地での支払いとなり、利用機関(JGTAメンバー)との間にて会計業務を行う。当該団体旅行終了後、JGTA各社が、バウチャーのコピーとバウチャーを使用したイベントの領収書コピーをGVBグアムに提出する。
なお、団体企画ツアーではなく、個人のグループでパッケージツアー利用の参加の場合は、30名以上で、同一のフライト、ホテル、日程など、条を全て満たしていれば対象となる。例えば、卒業旅行で35名がパッケージツアーで申し込みをした場合、旅行会社の判断でその代表者に印を貰い申請した場合、その代表者のグループとして団体と認める。社員旅行・報賞旅行・修学旅行(18歳以上)・挙式なども、30名以上、同一のフライト、ホテル、日程など条件を全て満たせば対象となる。
▼ANA Hallo Tours (USA), Inc.
▼Jalpak International Micronesia, Inc.
▼Hankyu Guam Tours, Inc.
▼Miyama Travel Guam, Inc.
▼Happy Holiday Micronesia, Inc.
▼Nippon Travel Agency Micronesia, Inc.
▼HIT Tours Guam Inc.
▼PMT Guam Corporation
▼H.I.S. Guam Inc.
▼R&C Tours Guam Inc.
▼Holiday Tours Micronesia (Guam), Inc.
日本の景気状況から、団体旅行、特に企業関連のグループが伸び悩んで久しいが、グアム政府観光局が、グループキャンペーンを実施するなど、グアムでは、団体旅行の回復および促進に力を入れている。ただし、経済が厳しい状況下でも、マーケット・ニーズに沿った提案を行えば、団体旅行を誘致できるとされる。なかでも、法人団体促進の鍵として注目されているのが、グアムでの「2泊3日」の団体旅行で、各旅行会社も力を入れてきた。
「2泊3日」が鍵となるのは、現在の景況下で、各企業が、「いかに抑えようか」と、徹底したコストの見直しを行っているためだ。現時点では、国内でさえも大幅に見直されている状況であり、ましてや、企業が4日以上の団体旅行を海外で実施するのは、よほど業績の良い企業でない限り、不可能に近いといえる。
その点、グアムは、日本から僅か3時間半の距離にあるため、2泊3日の旅行が十分可能だ。さらに、時期などによっては、国内旅行よりも料金が安い場合もあるので、現在の法人団体旅行の需要にマッチしたデスティネーションといえる。グアムでの団体旅行をオペレーションする旅行会社によると、ここ数年、団体旅行市場は厳しいが、2泊3日の団体旅行自体は増加傾向にあるという。
また、厳しい経済状況の中、どの企業も、平日の業務を休むことを避ける傾向にある。その点、2泊3日であれば週末を利用して実施できるので、業務への影響を最小限に抑えられる。特に、ハッピーマンデーはまさにうってつけで、「ハッピーマンデー時の団体旅行は増加している」という声も挙がっている。
「グアムでも2泊3日の旅行が催行可能」なことをもっと世間に浸透させることができれば、団体旅行市場、さらにはグアム全体の旅行市場を活性化させることにつなげられるだろう。
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