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「ほかのデスティネーションで近年になって生まれたコンセプトをそのまま持ち込む、これまでのようなスタイルではなく、グアムが本来持っている魅力をアピールするべきでは」という意見に注目が集まっている。特に、現地で力が入れられているのが、地元に根ざす「チャモロ文化」や、知られざるグアムの大自然。これまでも、観光客が体験できるルートはあったものの、宣伝が足りなかった点は否めない。今後は、環境を整え、観光客が、それらと気軽に「触れ合える場所」を提供していく意向だ。また、大きくアピールすることによって、グアム本来の持つ魅力を出したイメージ展開を行い、日本人にとって、今までの観念にない、新鮮なグアムのイメージを植え付けることが可能になるだろう。グアム政府観光局、グアム・ホテル・レストラン協会は3月6日、アガニア・ショッピング・センターにおいて第1回「チャモロ・フード・コンテスト」を開催した。グアム政府観光局では、チャモロ文化を観光客が体験するプログラムの整備を進めているが、そのなかでも「チャモロ料理」の紹介は、大きな柱となっている。 「チャモロ・フード・コンテスト」では、P.I.C.グアム、ヒルトングアムリゾート&スパといったホテルのレストランや地元のレストランのシェフが、チャモロ料理を学び、調理して作品を出展した。
今回出展されたチャモロ料理の例としては、細く切ったバーベキュー・チキンをみじん切りにしたローカルホットペッパー、オニオンとレモン汁で和えた前菜「ケラグェン・マノック」、揚げたマヒマヒ(白身魚)をジンジャー、スパイスで和えた「マヒマヒ・エスガッチ」、スライスしてローカル風にオニオンと一緒にマリネして調理した牛肉料理「エスタフォ・カッネ」、醤油、ビネガー、オニオン、ホットペッパーでマリネしたチキンのピリ辛スープ「カドン・ビカ」、牛挽肉をサヤインゲンと一緒にココナッツミルクで煮込んだ「ディナタック」、バナナのドーナツ「ボネロス・マガ」、若いココナツをバナナの葉でくるんで蒸したおやつ「アピキギ」、カスタードをのせたスポンジケーキ「ラティーザ」など。グアム政府観光局のアルバート・ラモレナ局長は、「これまでチャモロ料理は、チャモロの家庭やフィエスタなどでしか食べることができず、一般の観光客が堪能する機会は少なかった。今回のチャモロ・フード・コンテストは、一般観光客がチャモロ料理を気軽に体験できるようにするためのプログラムの一環として行った。ホテルのシェフがチャモロ料理を学び、料理を競うことで、チャモロ料理への認識を改めてもらえる。これを機会に、ホテルのレストランで提供するメニューにチャモロ料理を加えてもらうことを期待している」と語っている。 日本でのプロモーションでも、実際にシェフを連れていき、チャモロ料理を実際に調理して提供することが行われる予定だ。これにより、「日本でのチャモロ料理の認知度を上げて行きたい」としている。 また、今回のチャモロ・フード・コンテストでは、プロのシェフの他に、ツーリズムを学ん でいる学生も出展している。ラモレナ局長は、「今回のコンテストを経験することで、学生が将来観光産業で働くようになった時に、彼らの手でチャモロ料理を提供するようになる」と語る。学生が自らのルーツであるチャモロを意識する機会を与えることで、将来、彼らがグアムの観光産業を牽引していく立場になったときに、グアムの観光産業にチャモロ文化が自然と反映されるようになるだろう。なお、今後もチャモロ・フード・コンテストは、6ヵ月ごとに継続して開催していく計画だ。次回は2004年9月頃となるもようで、次回コンテストは、タモン地区のイパオ公園で、屋外のバーベキュースタイルでビーチパーティーを兼ねた形で開催するという。
グアムのホテルでも、グアム特産品を使用して「グアムらしさ」を強調したメニュー作りを進めている。なかでも注目されるのが、グアム ホテルオークラの「カラマンシー・ゼリー」だ。「カラマンシー」は、沖縄のシークヮーサーに良く似たフルーツで、シークヮーサーよりも酸味があり、レモンほど味がとがっていないのが特徴。グアム ホテルオークラでは、同ホテルオリジナルの商品として売り出していきたい意向だ。また、将来的には、ウェルカムデザートとして使用することも考えられており、グアムらしさの演出のため、様々な面で利用されることが検討されている。 グアムについての問い合わせは グアム政府観光局 03−3212−3630 or 06−6479−5555 *土日祝休み またはhttp://www.i-loveguam.com ![]() ![]() 古代チャモロ人がグアム島を含むマリアナ諸島にやってきたのは、今から3500年前の紀元前約1500年。フィリピンやインドネシアなど東南アジア方面からやってきたと推察されている。グアムの人口16万人のうち、チャモロ人の割合は39%。純粋なチャモロ人という意味では年々減少しているが、チャモロというアイデンティティは生き続けている。なかでも、グアムの南部にある「イナラハン」は、チャモロ文化の面影や影響が残る歴史的な地域。イナラハン湾沿いの平地には、古代チャモロ人の壁画や、貝製の釣り針、ラッテストーンなどが発見され、3500年ほど前から人々が定住し、漁業などを営んでいた形跡がある。そのイナラハンに、古代より伝わるチャモロ文化を紹介し、観光客が体験できる施設「ゲフパゴ・イナラハンチャモロ文化村」がある。 「ゲフパゴ・イナラハンチャモロ文化村」は、チャモロ文化を伝承している「マスター」と呼ばれる古老達により運営され、そのチャモロ文化を保存し、また観光客に紹介する施設だ。「マスター」が直接チャモロ文化を伝えている施設は、グアムではここだけとなっている。 チャモロ文化村には、椰子の葉や、「ニッパ」と呼ばれる植物の葉、竹や木などを使用して造られた伝統的な小屋が立てられ、それぞれの小屋で、ココナッツの調理・加工などが、マスター達の手によって実演されている。 ココナッツの小屋では、ココナッツ・キャンディーを実際に調理してくれる。ココナッツ・キャンディーは、削ったココナッツを鍋で砂糖と一緒に煮込んだもの。15分くらいかき混ぜ続け、全体がほんのり赤茶色になったらできあがりだ。ココナッツは、古代より生活に何でも使える万能のものとして重宝されてきた。ココナッツの小屋では、ココナッツ・キャンディーのほかにも、ココナッツオイルや、ココナッツジュースが作られている。 また、チャモロ文化村には、やはり古代から伝承されている「塩作り」も行われている。「サリーナズ」と呼ばれる製塩のための小屋のなかで、沖の海水を汲んできて、4−5時間火を絶やさずに煮詰めると天然の塩ができあがる。 そのほか、帽子や敷物など、椰子の葉またはパンダーナスの葉を利用した細工や、器やたわしなどココナッツの実の殻を利用した工芸品つくりなどが伝承されている。 なお、グアム政府観光局では、チャモロ文化に焦点を当てた「カルチャー・インスティテュート・プログラム」を計画している。このプログラムは、ゲフパゴ・イナラハンチャモロ文化村で活動しているようなチャモロ文化のマスターを集め、各ホテルのスタッフに、工芸品の作り方、料理などを伝承するもの。これにより、ホテルのスタッフがチャモロ文化を学ぶことができ、チャモロ文化を観光客が気軽に体験できるホテルのプログラムが提供できる環境が作られることが期待されている。
グアム北部のデデド村は、グアムで最も人口の多い村で、様々な人種が暮らし、活気のある地域だ。その活気を最も象徴するのが、毎週土曜日の早朝に開催されるフリーマーケット(朝市)。バナナ、マンゴー、パパイアなど南国でお馴染みの果実、マンディオカ、芋の一種のカムティ、シガディザスなど珍しい青果品を売る出店、新鮮な魚介類、椰子細工の工芸品、洋服などの衣料品などの出店が所狭しとして並んでいる。普段は、のんびりしているイメージの強いローカルの人達だが、朝が早く過ごしやすいこともあって、この時ばかりは活発に動き回る。これまで観光客は、ローカルの人達の生活に接する機会はなかなか存在しなかったが、この朝市はその絶好の場となるだろう。実際に朝市を訪れるツアーも催行されており、今後さらに多くの観光客が訪れることが期待される。 夕日の眺めが素晴らしいタモン湾に存在する、高級感あふれる静かな大人のゆとりあるホテル「グアム ホテルオークラ」。全室45平方メートルの広々としたホテルルーム、宿泊客専用プールやリラックスできるラウンジなど各種施設も充実。レストランでは、中国料理・コーヒーショップ・バーベキューと多彩な味が楽しめる。また、グアム ホテルオークラでは、「レディースプラン」「ふたりだけのオーシャンビューディナー」「ファミリー向け夏休み企画」といった様々なプランを提供している。「レディースプラン」では、アンサナスパでのトリートメントが受けられる。2003年にオープンしたばかりのアンサナスパでの90分のトリートメントのほか、Elemisのアロマテラピーホームスパセットなどの特典もついている。 「ふたりだけのオーシャンビューディナー」は、ハネムーナー、グアムで挙式するカップルに最適なプラン。スイートルームまたはオークラフロアの客室で、スペシャルディナーを2人きりでプライベートに、ゆっくりと楽しむことができる。 「ファミリー向け夏休み企画」としては、夏休みの期間中(2004年7月1日−8月31日)に「夏休みキッズギャラリー」をオープンする。期間中に子供の宿泊者に「お絵かきセット」をプレゼント。さらに、グアム滞在中にお絵かきセットを使い、グアムをテーマにした作品を提出した場合、同ホテルのサンフラワーレストランで利用可能な「キッズプレート」クーポンをプレゼントする。また、夏休み期間中、サンフラワーレストランにおいて「夏休みキッズマグカップ」を1個5ドルにて販売。滞在中は、何度でもジュースを注ぐ。 |
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