グアムで急増中の修学旅行や、復活著しい団体、インセンティブ旅行。これらのハートをがっちり掴んでいるのがココス・アイランドだ。大人数の受け入れが可能で、アクティビティや自然を楽しみながら教育効果、リラクゼーション効果が得られる。高水準のインフラで安全性への信頼が置ける。今年は楽しい話題も加わり、ますます人気を呼びそうだ。

ジャングルツアーをグレードアップ

 ココス・アイランドといえば豊富なアクティビティが有名だ。ファンダイビング、シーウォーカー、乗馬ツアーなど全16種類、水陸両方のアイテムがあり、老若男女を問わず、また、スポーツが得意でない人も楽しめるラインナップが魅力。ファミリー、3世代、あるいは年齢や趣味のまちまちな社員旅行などが好んで利用するのも頷ける。
 これらの楽しみを満喫できるのは、背景となる島の自然が豊かなおかげでもある。グアム島の南端の沖2.4kmに位置し、大きさ約33万u。周りをサンゴ礁に囲まれ、白砂のビーチが島を美しく縁取る。目の前の海には熱帯魚が、ラグーン内には海亀や、近くの海域にはイルカ、そして時にはマンタが徘徊する。
 島内も自然の宝庫だ。ココヤシ、南洋杉や、自生の熱帯植物が繁り、野鳥や南国の蝶、イグアナといった生き物が生息する。グアム屈指のアクティビティ王国であると同時に、グアム屈指の自然王国でもあるわけだ。
 ココスでは島の自然に親しむジャングルツアーを実施しているが、自然科学に関心の高い年配者などにも対応できるよう、現在、ガイド内容のさらなる充実を目指している。もともと家族で参加できるなどのメリットがあったが、今後は各種団体の自然学習の場としても活用できるだろう。

グアム屈指の飲料水

 ココスの長所で忘れてならないのが、整備されたインフラだ。電気は自家発電。快適な水洗トイレ、温水シャワーをもち、さらに飲料水は海水淡水化装置で浄化する。グアム大学が毎月行う水質検査では常にグアム屈指と保証つきだ。SARSや鳥インフルエンザなどで旅先の衛生面が重視される現在、ココスの取り組みは特筆に値する。
 中下水道では汚れた水を海に捨てないリサイクルシステムを採用、グアムの自然環境を守る努力を率先して行っている。ココスの自然が美しいのは、こうした見えない部分での配慮のおかげ。それを知って環境問題に興味を持つ生徒もいるそうで、リサイクルシステムは意図せぬ教育効果も挙げている。

急な予約に対応できる

 一般客が帰った夕刻以降に貸切感覚で楽しめるバーベキュー・パーティーも、団体や修旅を惹きつける大きな要素だ。ダンスショーやライブバンドなどのオプションも可能。キャンプファイヤーの火を囲みながら眺める落日、夜景には格別の美しさがあり、これをココスでの思い出の筆頭に挙げる来島者も多い。
 ココスは団体の急な予約に対応できる強みもある。今年になってこんなことがあった。事前の打診なく80名規模の修旅が2,3日前に突然予約を入れてきたのだ。もちろんココス側は受け入れOK。当日、修旅の一行は大変楽しんで帰ったという。処々の事情で旅先を突然変更した場合、幹事やオーガナイザーは現地のスケジュール調整に苦労する。ココスならそんなときでも安心して頼れる。200人規模でも対応可能だ。
 
「ひょっこりひょうたん島」のルーツかもしれない?

 2004年度、同社では従来からの「リゾッチャ・アイランド」をベースに新しいイメージガールを起用した宣伝広告を展開、加えて他におもしろいエピソードも新しく提供してくれる。テレビでお馴染み「ひょっこりひょうたん島」のルーツ説に名乗りをあげたのだ。国内では複数の島が手を挙げているが海外ではココスが初めて。根拠はある。
 グアム島が火山活動で誕生したときココスは本島の一部だった。ママオン・チャンネル付近に断層が走り、ココス島を含む楕円形の礁湖が切り離され、その礁湖に砂が堆積して今のココス島になった。実はこの話、ひょうたん火山の爆発で本島から切り離されて漂流し始めた「ひょっこりひょうたん島」とそっくり。しかもココスは1990〜91年の台風前まで北端側がくびれたひょうたん型だった。他にも共通点が多々ある。
 そこで今年は「グアムのひょっこりひょうたん島」としてPRを開始し、それにからんだ家族向け商品などのキャンペーン展開を予定している。
 ココスのレジャーの健全性、環境のよさ、インフラがもたらす安心感は、私立ばかりか公立学校にも好評で、数多くの受入れ実績が業界で定着し最近では下見せずに予約を入れる学校も増えてきた。教育関係者や父兄からいかに高い信頼を得ているかが分かるというものだろう。さらに小規模グループから大掛かりな社員旅行やインセンティブまで、団体にも評判のよいココス。今年は「ひょっこりひょうたん島」キャンペーンで、子連れやヤング層の心をも捕らえるに違いない。