ラスベガス・スタイルのマジックショーで旅行者の目と心を虜にしてきたサンドキャッスルに、5月14日からいよいよ「マジック・オン・アイス」が登場する。これは氷上をステージに、フィギュアスケートの華麗な演技と大胆なマジックを組み合わせた従来にも増して幻想的でスリリングなプログラムだ。世界各地で大好評を博するチーム、しかもサンドキャッスルならではの特別プログラムだから、他では楽しめない要素が盛りだくさん。今年はディナーのメニューにも工夫が加わり、サンドキャッスルの夜がますますグレードアップする。



氷上の豪華エンターテインメント
「マジック・オン・アイス」

 ショープログラムを折々変更して、リピーターにも好評のサンドキャッスル。今年は5月8日まで引き続き「ファンタスティック」が、そして5月14日からは全く新しいプログラム、「マジック・オン・アイス」がお目見えする。
 スケーターが演技を披露するアイスショーならご存知の方も多いだろうが、この「マジック・オン・アイス」はアイスショーに加えマジックも楽しめる贅沢な内容。マジックまで氷上で展開するというからユニークだ。
 一流のスケーターたちによるショーは、ブロードウェイのモダンなミュージカル風あり、ラスベガスの華やかなレビュー風あり、エレガントなソロダンスからパワフルな群舞まで、驚くほどバラエティに富む。スケートならではのスピード感も、普通のショーでは決して味わえない魅力だろう。
 さらに男女のデュオで披露される高いリフトや数々の難しいスピン、群舞でのアクロバティックなスケーティングなど、思わず息を呑む高度なテクニックが次々現れる。観客はハラハラ、ワクワクの連続。ショーのスペクタクルとアイススケートの躍動感を、一度に両方楽しむことができるのだ。



異才スティーブ・ウィーラーの
素晴らしいマジック

 マジックも華麗にしてダイナミックだ。マジシャン自ら氷上をスケートで滑走し、ショーに加わりながらマジックの妙技を繰り広げる。一瞬にして人が姿を消したり大きな物が移動したりといった難しい演目は、氷上で行われると、より謎めいて幻想的。観客はたちまちマジックの世界へ引き込まれてしまう。
 それもそのはず、マジシャンのスティーブ・ウィーラーは10歳でマジックを始め、14歳のときに全米マジシャン協会から最高栄誉賞を受賞した実力の持ち主だ。その後、全米代表チームのフィギュアスケート・コーチなどから数年間にわたる特訓を受け、スケーターとしての実力も身につけた。
 やがて自ら、スケートとマジックを組み合わせた「マジック・オン・アイス」を発案。1982年の初公演を皮切りに、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地200箇所以上で公演し、芸術的でアイデア豊かなステージが絶賛を浴びる。現在ではマジシャンとしてだけでなく、アイス・ショーのトップスターの一人として高い評価を得ている。
 アメリカではとくに人気があるようで、2000年には米NBCネットワークの特別番
組、”Starskates Magic”で彼のステージが紹介された。このときには冬季五輪金メダリストのクリスティ・ヤマグチ、世界チャンピオンのロザリン・サムナーズとも共演。他にも活動の範囲は広い。

一流スタッフによる
質の高いステージング

 スタッフにも世界で名だたる専門家たちが集まる。ステージのディレクターは、25年のキャリアをもつジョン・フォックス。ウォルト・ディズニーの特殊効果関連会社やリングリング・サーカス、日本のユニバーサル・スタジオなどで活躍してきたベテランだ。
 イリュージョン・デザインはデビッド・メンドーサ。シンガーのマイケル・ジャクソン、マジシャンのデビッド・カッパーフィールドのショー企画や、フランスのサーカス団として有名なシルク・ド・ソレイユの出し物「ミスティア」の技術効果など、多方面で才能を発揮している。
 他にラスベガスのショーやアメリカのテレビ番組で有名な音楽ディレクター、グレ
イ・グレイソン、やはりラスベガスの一流ショーを手がけるライティング・ディレクターのロバート・シュルツとセット・デザインのボブ・ノースなど、錚々たる人材が集まっている。

タイガーも登場する
グアムだけの特別プログラム

 「マジック・オン・アイス」は、世界でも引く手あまたのマジシャン、スティーブ・ウィーラーが今回、サンドキャッスルと、契約を結んで実現したものだ。
 ショーの最大の見どころは、サンドキャッスルだけのオリジナルがたくさん詰まった特別プログラムになっていること。サンド・キャッスルのシンボルでもあるタイガーもマジックに出て来きて、皆をあっと驚かせてくれる。どんな登場の仕方をするかは、見てのお楽しみだ。
 また、前述の優秀なスタッフがアイデアの限りを尽くして作るステージは、ライト、炎、光線などを多用した舞台効果から、装置、衣装、音楽にいたるまで第一級の仕上がり。エンターテインメントとしてだけでなく、アートとしても十二分に楽しめる。ショー・ファンなら見逃せないプログラムだ。

健全で教育効果も高い
上質のパフォーマンス

 従来のマジックショーも子供から大人まで幅広い客層に好まれてきたが、ラスベガス風とあって、女性ダンサーのコスチュームや身振りにお色気を感じさせる、やや大人寄りの構成になっていた。
 「マジック・オン・アイス」はアイススケートならではのスポーティーな雰囲気や芸術性が加味されており、教育的な要素も豊富。子供に見せて安心だし、女性も心おきなく楽しめる。修旅のアイテムとしてもおすすめだ。もちろん男性も十二分に満足できる。
 また「マジック・オン・アイス」はマジックとアイスショーがセットになった世界でも珍しいエンターテインメントなので、旅の話題としても最適だ。社員旅行、グループ旅行、あるいはウェディングや、各種の記念旅行などで、皆が共有できるいい思い出づくりができるのではないだろうか。
 常夏の国で涼しい氷上エンターテインメントを観る。これだけでも他のデスティネーションではなかなか味わえない贅沢だろう。そのうえ、第一級のオリジナル・エンターテインメントがもたらす、めくるめく夢の世界が待っている。サンドキャッスルの「マジック・オン・アイス」は、印象深いグアムの夜を演出してくれることだろう。