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■まず、上期の動向については。 ――今年とくに夏に顕著だったのは間際の予約が増えたことでしょう。当初、7月に比べ8月の予約が伸びないとの声がありましたが、1週間前程度の間際で続々と予約が入りはじめ、最終的には8月だけで来島者が約8万5000人に達することができました。 ■間際予約が増えた理由は? ――仕事の都合などで休暇の予定が立たず、早くから夏の旅行スケジュールを決定できないケースが増えているのではないでしょうか。あるいはぎりぎりまで価格検討などをした上で、最終的にグアムを選んだケースが考えられます。
これは今年に限った傾向ではなく、今後も8月にはこれらの客層が伸びていくのではないでしょうか。
■団体マーケットは動向は?
■ウェディング・マーケットも今年は好調だと伺っていますが? ――こちらも9.11以来やや勢いが弱っていましたが、今年は2001年並みに戻りました。旅行代理店サイドにウェディングを売ろうという意識が出てきたことも大きく影響していると思われます。 GVBでは今年、旅行代理店と共同でブライダルフェアを実施しました。グアム挙式とはどんなものかを、模擬結婚式、ブライダルファッションショーなどを通して一般消費者に具体的に知って貰うのが目的でしたが、一般参加者のうち10組がグアムでの挙式をその場で即決した、という結果をもたらした店舗も出た程、効果的であったようです。 販売サイドもウェディングにビジネスチャンスがあるとの認識が高まったようで、他の代理店からもウェディングフェアを開催したいというリクエストが来ました。何店舗かで実施し、いずれも好評でした。
■今年はグアムの自然、歴史、文化をフィーチャーした新たなイメージ戦略を行っていますが、その成果は? ――ポスターや資料を欲しいという旅行代理店からの要望が非常に増えました。また、4月以降、GVBへの販売協力の依頼も増加しまし、店頭に出向いてのプロモーションも依頼が増えました。 ■依頼の内容は? ――1つは夏のファミリーをターゲットにしたプロモーションです。夏のファミリー向け商品の売れ筋はハワイかグアムだと言われて久しいですが、グアムを売りたい、という要望がこれまでになく多かったです。 また、従来のような「グアム・サイパン」、「ミクロネシア」といったくくりの中での1商品としてではなく、グアム単独でPRして欲しいとの依頼も増えました。 ■消費者のグアムに対する認知度が高まった証拠では? ――それもあると思いますが、前にも述べたようにグアムに対するエージェントの意識が変わってきた事でしょう。グアム商品は売れる、といった認識が出てきたように思います。実際、グアム商品を積極的にPRしているエージェントは確実に売り上げを伸ばしていると聞きますので、GVBとしてはより多くのエージェントにそうした認識をもってもらえるよう、今後も努力をしていきたいと思っております。
■下期のGVBの活動予定は? ――マーケットとしては団体、ウェディング、シニアの取り込みの強化に、より積極的に取り組んでいきます。団体はグループや小・中規模が伸びているので、まずはそこに働きかけていきます。とくに中小規模の企業の場合、大企業と違って景気上昇に素早く反応できる強みがあり、すでに動きは現れています。そのため、企業のスタイルやタイプに合わせ、臨機応変なプロモーションをしていきたいと考えております。また、修学旅行、スポーツ合宿などの誘致にも力を入れていきます。 団体については、思い出旅行と銘打って新しいツアー企画も提案していく予定です。最近は社員旅行でも普通の旅程では飽き足らず、自分たちだけの特別なイベントや旅行内容を求める傾向が強く、例えばビーチ清掃のようなボランティア、記念植樹など、些細なことと思われがちですが、実はこうした部分が他の旅行との差別化になると考え、具体的に実践していきたいと思います。旅行料金の安さも大事なセールスポイントですが、もっと別の付加価値も必要であると考えます。GVBではグアムで何ができるのかを具体的に提示していきたと思います。
――団体取り込み強化の一環として、上期に引き続きグループサポートキャンペーンを実施します。おかげさまで、上期は400組以上のグループ、合計23,129名が当キャンペーンに参加されました。このキャンペーンは30名以上のグループ旅行に対する経済的サポートが中心で、パーティーやイベントを行うなどの企画には1名につき$10を、300名以上なら$15を援助するものです。また今年は修学旅行も対象とし、生徒へ記念品をプレゼントするなど、団体の種類は問わず、各種団体の誘致にエージェントがこのキャンペーンを有効に活用してくれることを期待しています。
■GVBはどこより早く同伴者込みのウェディングを提唱しており、今やすっかり定着した観がありますが? ――おかげさまで、グアムでは同伴者込みのウェディングが一般的になっていますが、GVBではこれを単にウェディングとしてでなくグループ旅行の一つと捉えています。ウェディングの場合10名程度で普通のグループより人数は少ないですが、利益率は高いマーケットです。上期に好評だったウェディングフェアは、エージェントから要望があれば下期も実施していきますので、活用してほしいです。
――ウェディングについては年齢層を広げ、アニバーサリー婚や第2のハネムーンなどもPRしていきたいと考えております。 70年代の海外旅行の自由化の際、グアムは海外ハネムーンの地として日本人を集めました。当時のハネムーナーたちは今や熟年に達しており、経済的にも時間的にもそれなりの余裕をもっています。こういった層に“Come back to Guam!”と呼びかけてグアムを再訪してもらうのが狙いです。あるいは未だグアムを訪れたことのない熟年層にも、結婚記念の旅行としてアピールできると考ええています。
――60歳以上のシニア・マーケットには、下期からさらに積極的にアピールしていきます。現在、グアムへの旅行者の18%程度をシニア層が占めており、彼らの比率はじわじわと増えています。平均滞在も4泊以上と通常の旅行者より長く、ロングステイのターゲットとしても期待ができます。 シニアというと裕福で海外慣れした人たちをイメージするかもしれないですが、GVBがターゲットとするのはもっと一般的な層。リタイヤして経済的には安定していますが、海外経験はほとんどなく、海外を旅行したいけれど、どこに行くか迷っている層です。 近くて過ごし易く日本語も通じるグアムはシニアの海外旅行ビギナーにはぴったりの場所です。ただ日本の場合、前例や実例がないとエージェントも消費者もなかなか腰を上げにくいといった傾向がありますので、今後は旅行会社と協力してシニアのモニターツアーを実施する予定です。同時に、シニア向けツアーの企画なども提案していきたいです。
■毎年行っているセミナーやセールスコールは? ――営業マンを対象としたセミナー、各種プロモーション、セールスコールは引き続き頻繁に行っていきます。前述したウェディングフェアもそうですが、エージェントから依頼があれば店頭での各種プロモーションにも協力していきます。GVBではプロモーションやキャンペーンの前後に必ずリサーチを実施し、一般の反応を確認しているので、販売促進に必ず役立つと自負しています。また、9.11以降、消費者が店頭に来なくなったとの声も聞きますが、消費者を店頭に呼び込むのにGVBのプロモーションをどんどん活用してほしいです。他にも一般への認知度をさらに高めるようテレビ、雑誌などでのPRも計画しています。2004年度のグアム渡航者数は95万人に達すると予想されます。来年は105万人を目指して頑張っていきたいです。 |
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