B737-800型機

充実したサービスと高い信頼性・定時性が自慢
 名古屋―サイパン間のノンストップ便を運航しているコンチネンタル航空。名古屋発唯一の昼便という時間帯の良さで人気を集めている。また他都市からは、グアム経由でサイパンまでのアクセスを提供。全国7都市からの充実したネットワークを誇る同社の魅力について、ここでは取り上げてみたい。


名古屋―サイパン線
使いやすいスケジュールで現地時間を有効活用

 同社の名古屋―サイパン線は、名古屋夜発の他社とは違い、昼間の出発。到着したその日から現地でゆったりと過ごすことができる。特に週末など、日程が限られている場合、現地滞在時間を有効に活用できる同社のスケジュールはメリットが高い。
 現在の輸送状況について、同社アジア・太平洋地区広報部長永田浩二氏は「名古屋―サイパン線を含む日本発のミクロネシア路線全体で、今年の夏頃から需要が戻ってきている。特に11月以降は昨年レベルよりも旅客数が急速に増加傾向にある」とコメント、比較的好調な状況にある。
 また「秋以降、インセンティブ需要が動き始めている」とのこと。これまで動きの鈍かった団体需要の戻りは、特に来年以降の送客増に大きく貢献できるものとして期待できる。

グアム経由サイパンで利便性の高いアクセス提供
サイパンならではの魅力を打ち出す必要性

 一方、名古屋以外からはグアム経由が便利だ。日本―グアム間は、日本7都市から運航。グアムは同社のハブ空港のひとつであり、グアム―サイパン間は、数多くのフライトが飛ぶ。
 グアム乗り継ぎによるサイパンへの需要はまだまだ伸びる潜在性が高い。「特に地方都市では、直行便のあるグアムの方が知名度が高い」(永田氏)こともあり、需要の掘り起こしが必要。価格的な面で「サイパンはグアムよりも安くなければというイメージが旅行業界の中で強い」という課題もあるが、「サイパンとグアム、それぞれの良さを訴求した旅行商品を打ち出す必要があるだろう」と永田氏は語る。
 「のんびりとリラックスできるサイパンの魅力をうまくアピールすることで、価値のある商品造成は可能」(永田氏)また、航空会社の立場から見ても、こうした付加価値の高い商品は、旅客単価(イールド)の維持につながる。イールドが確保できれば、増便など、より積極的な対応が可能となる。
 同社では、来年以降もメディアへのサポート・露出や旅行会社・観光局に対する協力体制を引き続き強化する方針だ。

乗った瞬間から南国のリゾート気分
「リゾートシャトル」―充実したサービスが好評

エコノミークラスでも温かい食事を

 また、同社はグアム線を含む日本発ミクロネシア路線を「リゾートシャトル」と名付け、リゾート気分を演出。乗った瞬間から南国のリゾート気分が味わえることで、利用客からも好評だ。オーストラリアの人気アーティスト、ケン・ドーン氏デザインのカラフルなロゴがシートカバーや紙コップなどを飾る。機内食も全クラスで温かいものを提供、日本人または日本語を話す客室乗務員が乗務し、言葉の心配も要らない。
 全路線でビジネスクラスを提供しているのも特徴。ウェルカムドリンクを含む特な食事や豪華なシート、専用チェックインカウンターや預け荷物のプライオリティーサービス、空港でのラウンジ利用など、より充実したサービスを提供する。ハネムーンなどの特別な日の演出やシニア層の旅行などにふさわしいプロダクトだ。

「リゾートシャトル」のロゴで飾ったシートカバーや紙コップ(2種)

最新機材を積極導入、定時性の高さも自慢

 さらに名古屋―サイパン線には次世代型の最新機材、ボーイングB737-800型機を投入。グアム路線でも、同機材やB767-400型機など、最新型の機材を積極的に導入しているのも同社の大きな特徴だ。またこうしたことが、全ミクロネシア路線で100日連続メンテナンスによるフライトキャンセルゼロという高い信頼性を生み出す原点ともなっている(11月24日現在)。
 定時到着率の高さも自慢のひとつ。ミクロネシア路線での同社の定時到着率は95〜98%と非常に高
い。週末型の日程が限られた旅で、フライトキャンセルで半日ダメになった場合のロスは大きい。同社のこうした定時性の高さは、安心して旅が楽しめる要素のひとつとなっている。