ハネムーナーやカップルを中心に人気の高いタヒチ。「フレンチ・ポリネシア」と呼ばれ、フランスの薫りとポリネシアの魅力が見事にミックスしたそのロマンティックな雰囲気が大きな魅力となっている。そのロマンティックな雰囲気の代名詞と言えるのがボラボラ島の水上バンガロー。しかしタヒチはそれだけではない。多彩な魅力、隠れた魅力、そして新しい魅力がある。ここではボラボラ島やモーレア島だけではない各島の魅力や移動・宿泊手段としてのクルーズ、多彩なアクティビティーなどを紹介していきたい。そして単にハネムーナーだけではなく、アクティブ・シニアやインセンティブなどの団体旅行にも提案できるタヒチの新しい旅のスタイルを提案してみたい。
落ち着いた内装の部屋
 タヒチの個性ある島々を巡るクルーズ。船旅ならではの優雅でのんびりとした時間を過ごすことができるのが魅力だ。また宿泊できる移動手段として、荷物の持ち運びの面倒がなく周遊が楽しめるのも大きな特徴。その意味でもハネムーナーやカップルだけではなく、アクティブ・シニア層にも充分アピールできるプロダクトだと言えよう。
 特に昨年スタートした「ボラボラ・クルーズ」は、「ブティック・クルーズ」と呼ばれ、タヒチのクルーズの中でもユニークな存在として注目を集めている。小型船を利用し、客室数はわずか37室。ポリネシアの伝統文化とモダンな雰囲気が見事に調和したインテリアが特徴で、今はやりの「デザイン・ホテル」のスタイルに近い。
ドレスコードもなく、ゲストはそれぞれ自由な時間を船の上で過ごすことができる。スタッフもフレンドリーで、堅苦しい雰囲気はない。また地元の食材を活かした料理も自慢のひとつだ。
 「ボラボラ・クルーズ」は
、ボラボラ島を出港、近隣のライアテア・タハア島、フアヒネ島を巡り、再びボラボラ島に戻る1週間のコースが基本。クルーズならではの豊富なアクティビティーが用意されており、エコツアーやポリネシアの古代文明を知るツアー、簡単なハイキングやラグーンに浮かぶ小島(モツ)でのフリータイム、船内でのポリネシアン・ダンスの実演やモツでのピクニック・ランチ、ラグーンでの朝食など、そのどれもが優雅なタヒチの船旅を演出す
フレンドリーなスタッフ
おいしい料理に舌鼓
ラグーンでの朝食

るプログラムばかり。
 もちろん「ボラボラ・クルーズ」以外にも、ラディソン・セブンシーズの「ポール・ゴーギャン号」やプリンセス・クルーズの「タヒチアン・プリンセス」など、タヒチには魅力的なクルーズのプロダクトが数多い。フレンチ・ポリネシアならではの上質な時間を楽しむプロダクトとして、旅慣れた人に自信を持って提案できる素材だと言えよう。



スパでリラクゼーション
 また島での滞在で人気なのが、高級リゾート・ホテルでの水上バンガロー滞在だ。特にその人気が高いボラボラ島では、現在国際級の高級リゾート・ホテルの新規オープン計画が進んでおり、今後はますますそのバリエーションも増えるだろう。
 しかし、タヒチの宿泊施設は水上バンガローだけではないのも事実。高級リゾート・ホテルには、水上バンガロー以外にもビーチサイドなどにバンガロータイプの客室を用意している。プライベート・プールを備えたものもあり、水上バンガローよりも広くとってある場合が多い。そのため、よりプライベート感のある空間となっている。
 また、高級リゾート・ホテル以外
の宿泊施設として注目したいのが、ペンション。客室数が10部屋前後のこぢんまりとした雰囲気が魅力で、家族経営のところが多いため、地元の人達の普通の暮らしを垣間見る
広々としたバンガロータイプの室内 

ことができる。気軽に利用できる価格も大きなポイント。学生3-4人でシェアしたり、ファミリーでの利用、ダイビングなど目的を持った旅での利用など、幅広い利用に勧めたい。
 さらにタヒチでは、スパ施設の充実も急速に進んでいる。各高級リゾート・ホテルでは「マンダラスパ」など、人気の高いスパ施設を併設する動きが盛ん。どのリゾート・ホテルもスパをひとつのアピールポイントとして位置づけている。こうした動きはリゾートホテルだけではなく、前述のクルーズでも、タラソテラピーやマッサージなどのスパ・メニューを提供するなど、スパは船上でも楽しむことができる。